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平成23年2月19日UPしました!
愛亀のまややです。
時々、更新しています。
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平成23年2月19日UP!

実録!亀バカ日誌2〜下剋上編〜


「顔面」にいきなり激痛が走った。思い起こせば平成15年春、ある朝の明け方の事である。

睡眠中であったが飛び起きてしまう。我が身に一体何が起こったのか、寝ぼけていてすぐには理解が

できない。ふと枕元を見ると、我家では見慣れた物体がある。皆様の予想通り、それは我家のペット

である体重2キロ程に成長したミドリガメであった。我家では水槽にスロープを付け、自由に出入り

できる様にしてあるのだが、寝ている私の顔の上に乗ってくるとは全く想定外の事態であった。

あまりの眠さに怒る気力もない。亀を端に寄せ、布団を甲羅の半分位かけてあげた。すると亀も同じ

布団で朝まで一緒に寝てしまう。布団がよほど気に入ったのか、連日やって来る。そして1ヶ月後には、

寝ようと寝室に行くと亀は既に枕の上に鎮座している。その夜も亀を端に寄せ、2人仲良く朝まで睡眠。

異変が起きたのは、平成16年の事である。この晩もいつもの様に枕に鎮座している亀を端に寄せた。

しかし、この晩はいつもと違った。ゴソゴソと動き、ヤマちゃんの体を重戦車のごとく押してくる。

「おとなしく寝んかい〜」と亀を端に寄せるが、すぐに重戦車のごとく押してくる。根負けしたヤマちゃんは、

亀に押されるがまま、布団の端に追いやられる。どこまで押すのかと思っていたら、何と布団の真ん中で

枕に向かって方向転換した。そして枕に甲羅の3分の1位を乗せた所で止まり、睡眠態勢に入った。

(掛け布団は甲羅の3分の2位かかっている)必然的にヤマちゃんは布団の端で小さくなって寝る羽目になった。

「まあ〜いいか」と思い、寝てしまったのが間違いであった。亀は翌日も同じ行動に出た。前日の晩を境に

亀は枕を使って布団の真ん中に、ヤマちゃんは布団の端で小さくなって寝る事となってしまった。

これはもしやに「下剋上」では?布団の中では完全に主従関係が入れ替わってしまった。

思い起こせばあの晩、亀の瞳の奥に何か「キラリ」と光るものを感じたのはヤマちゃんの気のせいであった

だろうか?「軒を貸して、母屋を取られる」とでも言いましょうか、それからは亀が布団に来る時は

同じ体制である。(夏はさすがに暑いので来ない)近年、師匠をないがしろにする横綱の「青」や

飼主に下剋上をしかける「緑」の様な輩には読者の皆様もご注意を。ヤマちゃんは枕に向かって

「アイ・シャル・リターン」と宣言。今年こそ主従関係を再び入れ替え様と目論んでいるのであった。

季節はもう春。そろそろ冬眠から目覚め、今年ももうすぐ亀はやって来る。


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